「私と外国語」ドナルド・キーン講演会 | 府中まちコム
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作成日 2013.10.30

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記, 育児・教育

「私と外国語」ドナルド・キーン講演会

ドナルド・キーン講演会
2013年10月30日(水)
 東京外国語大学附属図書館公開講演会ドナルド・キーン講演「私と外国語」の抽選にあたったので聴きに行った。外大はあまり来たことがなかったのと、対談が『カラマーゾフの兄弟』の翻訳で有名な亀山郁夫先生ということで、まあちょっと興味があって。

 ドナルド・キーンさんは、日本文学を世界に広めたアメリカ人で、日本語と日本文化の研究者で、つい最近、日本に帰化したとのこと。今回の講演は自伝の出版記念でもあったようだ。

 入り口で素敵なお嬢さんを連れた同僚とばったり出くわした。最近、市内を歩いているとよく知人に会うので、地元に馴染んできたなあと思う。でも、だらしない格好をしてる時だと恥ずかしい。今回は大丈夫。

 偉い人はやっぱり立派な難しいことを言うのかしらと構えていたが、子供時代は風変わりで、今風にいうとオタク(失礼)の人だったようで、親しみを感じた。なぜ日本語に興味を持ったのか、どうやって学んできたのか、など一つ一つのエピソードを失敗談を含めて面白く語ってくれたので、中学生の息子にも楽しめた様子。

 キーンさんいわく、長寿の秘訣は運動しないことらしいので、ちょっと安心した。

(浅田るい)