Ingressでいつもと違う府中を歩く | 府中まちコム
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作成日 2015.04.25

この記事の分類 場所・施設, 娯楽, 府中絵日記

Ingressでいつもと違う府中を歩く

Ingressまちあるき2015年4月25日(土)
 まちコムサロン「今話題のIngressをやってみる会」開催。Ingressは、GPSを使った、青と緑に分かれて戦う陣取りゲーム。街に点在するポータルを攻略していく。参加者6人で、まずはグリーンプラザ地下会議室にて、ゲームの概要と自治体での活用事例を確認して早速外へ。

 いつもはケヤキが綺麗だなとか、あれ買わなきゃとか、今日は混んでるな、と散漫に通り過ぎる道も、今日は戦場。青でも緑でもない白の陣地を見つけて、みんなで緑に塗り替えていく。攻撃をしかけたりしかけられたりしながら、グリーンプラザから大國魂神社の入り口まで、ケヤキ並木をゆっくり40分ほどかけてIngressをプレーした。

 ケヤキ並木は短いけれど目玉スポットがたくさんある、と参加者の観光ボランティアの方が教えてくれた。普段は立ち止まらないお地蔵さまや、高浜虚子の歌碑、東京府と書かれた石碑。それらの前に並んで、スマホの画面を食い入るように見つめる怪しいグループを、通りすがりの人が奇異の目で見ていた。

 この日のためにひとりで黙々とレベルアップを続けてきたけれど、ゲームはみんなでやる方がずっとずっと面白い。まち歩きも同じで、ただ史跡の由来を知るだけでなく、同行者とのやり取りを楽しむものなのだなと改めて思う。

 府中でもIngressを取り入れたイベントが企画されることを期待して。

(浅田るい)