府中駅は今年100歳

2016年7月30日(土)
「京王電車がとおったところ」という特別展が郷土の森博物館で開催されていると聞き行ってみることにした。

会場の入り口には、京王線のNゲージ模型や、プラレールなどが置いてあり、鉄道好きの我が子は早くもワクワクだ。中に入ると京王線の大きなパネルがあり、我が子はそれだけでテンションが上がり始めた。京王線の歴史などは全く興味がない様子で、最初は模型は電車の展示物ばかりを見ていた。しかし子ども向けに府中にどのようにして京王電車が通ったかという内容の解説パネルがあり、一緒に見ていくうちに徐々に興味を持ち始めた。

電車が府中に通り始めた時代の資料や展示物があり私もどんどんと引き込まれていった。京王線ではないが府中を経由して、国分寺-横浜間を結ぶ幻の鉄道計画があることも知った。もしその鉄道が出来ていたらまた違った府中になっていたのだろうか。

そして京王線の府中駅が今年で100歳を迎えると知り、普段何気なく利用している府中駅がとても重みのある駅に感じた。改めて府中の歴史を感じることができる特別展だった。

(田中ゆうこ）