府中の森公園で秋を楽しむ

2012年11月13日（火）
　子どもが動き回るため、なかなか外食が出来ないママさんは多いと思う。うちも例外ではなく、お店だと落ち着いて食事がとれないため、ベンチが多い公園でランチをすることがある。この日は府中の森公園。持ってきたお弁当でお腹を満たした後は、散歩である。

　この時期は紅葉が見事だ。春の桜並木も圧巻だが、秋の桜も見ごたえがある。風が吹くと茶や黄色の葉が一斉に舞い、落ち葉のじゅうたんを作る。大人も立ち止まって葉が舞う様子を見ているが、子どもも目を奪われるらしく「わぁっ！」と歓声を上げたりする。

　夏に賑やかな水遊び場は、今はどんぐりでいっぱい。常に何組かの親子がどんぐりを拾っている。袋に入れて持って帰り、家でおままごとの道具にする子どももいるらしい。ただ、どんぐりの存在を忘れてしまうと、家の中で虫が発生するので注意だ！

　息子もどんぐり拾いに夢中。拾っては一ヶ所に集めたり並べたりしている。帽子をかぶったどんぐりがお気に入りで、あちこち歩きながら見つけて喜んでいる。そんな時もさきほどと同じような風が。今度は頭にどんぐりがコツンと当たる。地面にもコツコツとどんぐりの雨が降ってくる。ちょっと痛いけど、何だか楽しいひと時。冬はもうすぐだが、いつまで秋を感じられるだろうか。

（村上幸）