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作成日 2017.04.10

この記事の分類 外食レポート, 軽食・喫茶

中河原の自宅カフェ「カフェ 開」

中河原のカフェ「開」2017年4月10日(月)
 中河原駅からやや離れた多摩川べりを散歩中、緑地沿いにカフェを見つけた。門柱にいかにも素人っぽい手作りの看板。
「コーヒーあります」
 迷っていると「どうぞ、どうぞ」と女性の声がした。笑顔に引き寄せられた。

 庭先から靴を脱いで上がるとリビングルーム。本棚に並ぶ本やCDのタイトルをつい遠慮もなく覗き込む。勝手知ったる他人の家にいるような感覚。奥のテーブルではママ友らしきグループがおしゃべりに夢中で、時折けたたましい笑い声が響く。居心地がいいので誰もが解放された気分になるのだろう。

 庭に面したテーブルにさりげなく置かれた双眼鏡はバードウォッチングのために用意されているらしい。遊歩道と地続きになっているので森の中の隠れ家にいるような錯覚に陥る。すぐ向こうにトラックが行き交っているとは思えない。

 コーヒーと桜のシフォンケーキをいただいて元気を回復した後、さてもう一歩きとテラスに降りると、
「この藤棚は白藤なんですよ。咲くととってもきれいなんです」と、この家の奥様(たぶん)。
「またぜひお寄りくださいね」
 商売ともなれば苦労もあるだろうが、気張らぬ自然体につられてこちらもつい笑顔になる。
「はい、また来ます」と即答していた。

カフェ 開
府中市四谷1-63-20
火・水曜休

(関口まり子)