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作成日 2017.08.30

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記

稲荷木公園

稲荷木公園2017年8月31日(木)
 涼しい朝。時折ポツポツと雨滴が肌に触れるが、このところ万歩計の歩数が低迷気味なので思い切って散歩に出た。行き先の当てなし。

 市内の地理はほとんど知っているつもりでいたが、府中公園の北側、カブラギ食品店を左に見ながら北上すること数分のところに、なかなか風情のある大きな公園があることを今日初めて知った。

 その名も稲荷木公園。都営住宅の真裏に位置する。砂場もブランコ乗り場も「つわものどもの夢の跡」よろしく草ぼうぼうの荒れ地と化しているのは、子供の数が減っていることの証左であるか。
「遊んでよお」
「やだよお」
 あどけない子供の像が、べそをかいているようにも見える。

 この子供像も含め、どこかモダンな洋風庭園のような趣が感じられるのに、何となく手入れの行き届かない雰囲気も漂うのは少し残念だが、そこはかとない寂寥感がいい。老境の我が身にふさわしい。像の身体はシミだらけだし。

(田中則夫)