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作成日 2018.05.02

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

同性結婚が奇異でなくなる日

同性どうしの結婚2018年5月2日(水)
 性的少数者への差別を禁じる条例を施行し、同性どうしの結婚を認めた世田谷区。同区で同性結婚の宣誓をした人と区長の話を聴く会が狛江市の公民館であった。

 条例には法的拘束力はない。遺産相続の対象にはならないし、家探し、就職、病院の付添いや手術時の承認など、生活のさまざまな場面で被る不便不利が即解決するわけではない。しかも、結婚が知られることで、かえって不都合が生じる可能性もあることから、申請を躊躇するカップルも多いという。

 性的少数者が社会的に不利な立場に置かれていること、他者からのいじめや無理解だけでなく内面の葛藤にも苦しんでいることは、新聞やテレビでも最近よく取り上げられている。

 講演会ではLGBTではなくSOGIという言葉が頻繁に聞かれた。性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の略語で、誰もが持つ属性や特徴のひとつだという。どのようなSOGIを持とうと、また年齢、性別、障害、国籍などの特性が何であろうと誰もが平等に扱われるべきだという考えが、同性結婚を認める土台にある。

 人々の意識が少しずつ変わっていくことを期して国立市や多摩市にも同様の制度ができた。さて、府中はどうだろうか。

(関口まり子)