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作成日 2016.08.11

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

モンちゃんのマジックショー

モンちゃんのマジックショー2016年8月11日(木)
 府中市美術館のロビーでマジックショーが開かれた。開演の少し前まで席が埋まっていなかったので、暑さで出足が鈍いのかと思っていたが、始まる頃になるとどこからともなく親子連れが集まってきて、演者の声もかき消されるほどの大入り満員。

 なるほど、待つのが苦手な乳幼児は時間ギリギリにやってくるのだな。子供達が文化に触れることのできる、ゼロ歳児お出入り自由のこんな機会を親達がいかに待ち望んでいるか、ひしひしと感じる。

 モンちゃんは手品師だ。スプーンやフォークがぐにゃりと曲がったり、空っぽの紙袋から大きな飾り物が出てきたり、不思議の連続に、子供も大人も次第に吸い寄せられていく。

「手品のコツ、教えちゃうね。みんな、自分でやってみてね」
 モンちゃんの呼びかけに応えて子供達は真剣に手の動きを追った。実は話術で別のところに関心を引き寄せておくのがコツなのだが、なかなか難しい。

 調理器具のオタマの柄を腋にはさんで金属のボールが浮かんでいるように見せる手品は私にもできる筈と、家に帰って鏡を見ながらやってみたが、前後のセリフをすっかり忘れていたのでまったくサマにならなかった。やっぱりプロはすごい。

(関口まり子)