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作成日 2018.07.08

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

府中競馬場の花火大会

府中競馬場の花火2018年7月8日(日)
 恒例の花火大会。実は花火見物を口実にした仲間内の親睦会、の筈だったが、今夏はメンバー2人が入院中の上、いつも馬券を買うついでにピクニックシートを広げて場所取りをしてくれていた世話役が足腰の不調で参加もおぼつかない状態となり、お流れとなった。

 若い友人夫妻を誘ったら、まだ正午にならない時分に「フジビュースタンドの席を確保した」と電話をくれた。散歩がてら様子を見に来たのだという。昼食をとりにいったん帰宅するという二人と交代するため、コンビニで弁当を買い、暇つぶし用の本を持って夫婦で競馬場に行った。

 これより上は花火が見えにくいかもしれないと通告する張り紙が掲示されているギリギリの席だが、眺望は抜群だ。眩しいほどの青空に白雲がたなびき、右手には富士山が見える。眼下の広場や通路に人がだんだん増えてきて、暗くなる頃は蟻の大群がひしめき合いながら大移動しているように見えた。

 花火はきれいだった。特に最後の大連発は華々しく、あちこちから歓声が上がった。会場は興奮の坩堝と化した。

 すさまじい轟音と閃光に、この地球上のどこかで集中砲火が今も続いている場所のあることが、ちらと頭をかすめた。

(田中則夫)