リアルな色鉛筆画 – ダックスフントを描いてみた | 府中まちコム
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作成日 2024.06.16

この記事の分類 わたしの作品, 美術・工芸

リアルな色鉛筆画 – ダックスフントを描いてみた

2024年6月16日(日)
「私の可愛い犬を描いてよ」
いつも行く病院の看護師さんに言われた。撮影のためにわざわざ隣の市から、なんとバイクで連れて来てくれるという。

当日現れたのは確かに可愛い、胴長短足のダックスフント、ココアちゃん。早速隣の広場で撮影開始となったが、この手の犬はとにかくじっとしていない。飼い主の「おすわりっ」にもそっぽ。なのに餌だけはあっという間に完食。カメラを見てくれない!

そりゃ~そうかも、むくつけきおっさんがカメラバシャバシャ顔面に迫ってくるのだから。先にしばらく遊んであげればよかったのだと後になって気付いた。

連写の末に「うん 可愛いんじゃない」と飼い主さんが言ってくれた1枚を前にして制作に入る。ダックスフントってこんなに胸毛ふさふさだったかと驚いた。毛の1本1本がさらさらと風になびいている。手入れが良いのだ。飼い主さんの可愛がりようが良くわかる。

毛並みの深みは案の定何度も重ね塗りを繰り返さないと出てこない。逆光で毛並みが輝いているのを表現するため、バックを当初予定の白ではなく黒でしめることにした。

いつもより頑張ったつもり。喜んでくれると嬉しいのだが。

(萩尾康広)