日本画の写生を楽しむ会

日本画のすすめ
　古より日本人は花鳥風月を愛で、世界でも有数の芸術文化を育んできた。幕末や近代、日本を訪れた多くの外国人も、美術工芸、音楽、文学から、ちょっとした小物にまで反映される、日本人の豊かで細やかな感性に、目を見張りビックリしたものだ。

　花鳥風月は古臭いと思われるかも知れないが、でももう一度、日本人としてじっくりと自然と向き合い、工夫をこらし心豊かに生活を楽しみたいものである。

　「日本画の写生を楽しむ会」は、6年前に「ＴＡＭＡ市民塾」で半年間開かれた講座が前身である。現在は、有志で自主講座として引き継ぎ和気あいあいと運営している。小林昌子講師の指導で、花や果物を中心とした静物を、顔彩絵具や色鉛筆を使って写生している。

　ほとんどの会員が、絵画初心者であったが、絵には特に難しい制約はなく、時に、お茶やお菓子、世間話も加わり、楽しくのびのびと描いている。現在新規会員を募集している。絵の創作はボケ防止にもとても有効という研究報告があり、是非気軽に見学や体験することをお勧めする。

活動日：　　毎月第２、第４月曜日、9:30～11:30
会場：　　　多摩交流センター（府中第二庁舎６Ｆ）
会費：　　　3,000円/月（モチーフ代、茶代等含む）
連絡先：　　高見澤俊昭　090-5817-1225

　年に１回程度、作品展を開催している。今年は７月に府中グリーンプラザ分館ギャラリーで開催する予定。

　また、２月には小林昌子講師とお父上（88歳）の作品展が開かれる。

小林孝次・小林昌子作品展
開催期間：　2013年2月7日（木）～19日（火）　（土・日・祝日は休み）
開催時間：　ＡＭ10.00～ＰＭ5:00 （最終日はＰＭ4:00まで）
開催場所：　たましんギャラリー（多摩信用金庫９Ｆ）
　　　　　　立川市曙町2-8-28 TEL:042-526-7717
　　　　　　http://www.tamashin.or.jp/gallery/index.html

（篠原力也）