こだわりのお米屋さん「てんち」

2013年8月1日（木）　

　あることがきっかけで「米ぬか美容法」を知り、米ぬかの効用を見直す機会を得た。昔は入浴のときに石けん代わりに使われていた米ぬかだが、当時の日本女性は経験からその美白や保湿効果などを知っていたのだろうか。

　そんな米ぬかを入浴剤代わりに使ってみようと思いスーパーなどで探したが、ぬか床用のぬかは売っているが純粋な混ざりもののない米ぬかは見つからなかった。「お米屋さんならあるだろう…肌に触れるものなので、できたら減農薬米などの米ぬかが欲しい。」調べたところ宮町にある「てんち」さんを見つけた。早速連絡を取りお店に足を運ぶと米ぬかの扱い方などを丁寧に教えてくれてふかふかの米ぬかを分けてもらった。

　さらし布に包みラベンダーやカモミールなどのハーブとともに包んでお風呂に入れたら米ぬかの白い汁が出てきてまさしく入浴剤、お湯がとろんとしてお肌もつるつるになった気がする。「続けてみよう。」
　
　店内には全国からのこだわりのお米がところ狭しと並べられている。それぞれの特徴を聞きながらの銘柄選びも楽しい。今では数が減ってきている町のお米屋さん、貴重なお店だ。

てんち米店
府中市宮町1-34-14デュオ府中１階
042-361-2511
営業時間：9：00～19：00　祝日は10：00～18：00
定休日：日曜
ホームページ：http://www.107heaven-earth.com/

(前川純子)