漬物喫茶　むさしの村

2014年7月18日（金）
　友人に誘われ、京王線武蔵野台駅南側の筏道（いかだみち）沿いにある漬物喫茶むさしの村へ。

　駅の府中寄り先端をほぼ真南に下る小道を、樹木の鬱蒼とした大きな家の塀に沿って進むと崖道に出る。むさしの村はその崖道に面したアパートの一室。うわ、何、この脱力感、そしてその後に続く奇妙な興奮。

　ドアを開け、まさに知人のアパートを訪ねましたという感覚で、狭い玄関のたたきに靴を脱いで上がると、奥のテーブルで男性が黙々と本日のランチ、スパゲティナポリタンを食べていた。

　そこへドタドタと女三人なだれ込む。ホットサンドでお茶会。コーヒーには女主人のお手製という漬物が添えられているが、まったく違和感がなく、取り合わせの妙に感心した。

　女主人は気さくで、ときには会話のお付き合いも。委託されて展示しているという手作り品の説明をしてくれた。さっぱりして頼もしい、今どきのはやり言葉で言う「男前」な方と見た。不思議ワールド、むさしの村の演出、おみごと。

漬物喫茶　むさしの村
府中市白糸台4-22-4　コスモファイブ101
090-9956-9357（電話は2時以降、できればショートメールで）
営業時間　午前11：30～午後6：00（土曜5：00）　日祝休
※限定10食のランチと1日1組限定の夕食は要予約
ブログ　musasino55.exblog.jp

（関口まり子）