イケメンマスターが迎えてくれるビアカフェ、麻屋 | 府中まちコム
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作成日 2014.08.29

この記事の分類 外食レポート, 軽食・喫茶,

イケメンマスターが迎えてくれるビアカフェ、麻屋

カフェバー 麻屋2014年8月29日(金)
 今年8月、小粋なカフェバーが誕生した。場所はくらやみ祭りの中心スポット「御旅所」から西にほんの数メートル、通りから少し奥まったビルの1階。

 界隈では珍しいクラフトビールのカフェバーということで人気上昇中のようだが、奥には会合にぴったりのスペースもあり、多目的に使えそう。

 渋い二枚目のオーナーは先祖代々この地に居を構える生粋の府中っ子。麻屋という店名はもともとの屋号で、遠い昔は麻の商いをしていたとの言い伝えもあるとか。

 ときおり、裏口の方に人影がちらちら。オーナーは「ここから駅に出るのが近道なんですよ」と気さくに裏口のドアを開けてくれた。意外にも緑が目に飛び込んでくる。隣家の敷地には古井戸(ただし、土が詰まっている)も。すぐそばを府中街道が通っているとは思えない、「抜けられます」の世界にびっくり。

「祭りの日はかきいれですね」と言うと、「いや、その日は店を休むことに…」と、あまり商売っ気はなさそうで、今は店内設備の改善や上階に開業予定のグループホームの準備に余念がない。

 オーナーが一番に目指したのはコミュニティカフェのくつろぎ空間を作ること。この地にしっかり根付いていって欲しいと期待がつのる。

カフェ&クラフトビール 麻屋
府中市宮西町5-4-3
http://banba-asaya.com/index.html

(関口まり子)