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作成日 2015.11.29

この記事の分類 和食, 外食レポート

広島お好み焼き「優」

広島風お好み焼き優
2015年11月29日(日)

 大国魂神社から府中本町駅に抜ける道沿いに、以前から気になっていた飲食店があった。中の様子がわかりづらくなかなか扉を開けられなかったが、今日は、小窓が少し開いている。先客がいるようだ。思い切って夫と二人、扉を開けた。こぢんまりとした店内では、店主が鉄板の前で、「広島お好み焼き」を手際良く焼いている。

 夫の最初の転勤地が広島だった。関西風のお好み焼きに慣れ親しんでいた私にとって、キャベツともやしが主体の広島お好み焼きは、「お好み焼きにあらず」と思っていた。でも広島での生活に慣れるに従い、忘れられない味に変わっていった。転勤先では「郷に入れば郷に従う」気持ちがなければ、その土地で楽しく暮らしていけないことをこのとき学んだのだと思う。

 「広島お好み焼き」はクレープのような生地の上に野菜、肉などの具材、麺類、卵などを次々に重ねて焼いていく。店主の手さばきを見ながら出来上がりを待つ。お皿に盛られたお好み焼きをコテ(小型のヘラ)で小さく切り分けながらあつあつを頬張る。懐かしいソースの香り。「そうそう、この味」思わず笑顔になった。

(前川 純子)

広島お好み焼き「優」
府中市本町1-1-6  TEL: 042-362-2727
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~24:00
不定休