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作成日 2020.08.12

この記事の分類 府中絵日記

TOKYOテレワークモデルオフィス

 

2020年8月13日(木)

 新型コロナウイルスの収束が予測できない中、多様な働き方への取り組みが広がりつつあるが、自宅以外でも仕事が出来る環境をと、東京都ではTOKYOテレワークモデルオフィスを2020年7月20日に開設した。  

 今回開設されたテレワークオフィスは全て多摩地域で府中市、国立市、東久留米市の3箇所である。府中は駅の目の前の朝日生命ビル1階という便利な場所に設置されている。

 利用には事前登録が必要で、都内在住・在勤の企業で働く人や個人事業主であれば無料で利用できる。あくまでモデルオフィスとであり、来年の3月末までの設置とのことだ。

 目線や気分を変え新しい発想に適したハイカウンターやソファ席を設置したイノベーションワークスペース、電話や Web 会議などの遠隔コミュニケーション時にも音漏れの心配のない個室ブース、情報コーナー、などがあり空間的に充実している。 その他の設備として Wi-Fi(無料)、コピー機(有料)、ロッカー(無料)、ドリンクスペース(無料) も併置されている。メインのワークスペースとしては、オープンワークスペース、パーソナルワークスペース、イノベーションワークスペースがあり、それぞれ気分を変えて利用できる。

 早速オープンワークスペースを利用させてもらったが、適度なパーテンションにゆったりめのデスク、とちょっとした事務作業には十分すぎるほどであった。全体的なイメージとしてはコワーキングスペースというよりは、オフィスの延長という雰囲気か。フリーランスも利用可能ということであるが、対象は中小企業の社員向けということなのかもしれない。しかしながら静寂で気が散るものもなく、39度にもなろうかという街中の猛暑を忘れ、仕事に集中できる快適な空間であった。 

 働き方改革やテレワークの導入により仕事が変わったり多様な働き方が考えられていくであろうこれからの時代にこうした場所の提供が増えていくことは望ましいことなのかもしれない。

TOKYOテレワーク・モデルオフィス

https://tokyo-telework.jp/modeloffice

                            (越智美智子)