府中まちコム

この記事について

作成日 2018.02.06

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記

府中プラッツにクリオネ参上

クリオネ2018年2月6日(火)
 流氷の天使、クリオネが北海道の枝幸(えさし)町からはるばる飛行機に乗ってやってきた。

 府中駅前の市民活動センター調理室。海の幸をふんだんに使った簡単手料理の講習会が生協主催で開かれた。会場にはサケやカニなどの食材に混じって、海辺の町の様子を伝えるスライド、ホタテの標本、漁網なども運び込まれたのだが、クリオネもその中に入っていたというわけ。

 瓶の中のクリオネは1cmほどの、一見透明なナメクジのような生物。だが翼をひらひらさせながら水中を飛び跳ねている姿はおとぎ話に出てくるいたずらな妖精のようで、「かわいいっ」という声があちこちで上がった。

 漁協の皆さんは今年も流氷が来て「ホッとした」という。流氷にはプランクトンを育むという重要な役割があり、オホーツク海岸に流氷が来るか来ないかが、カニやホタテといった海産物の漁獲量を占う指標になる。動物プランクトンであるクリオネはまさしく天使の使いというわけだ。

 浜のおかみさん達の飾らない物言いも魅力的だったが、作ってくれた三平汁は絶品としか言いようがない。今どきは道路が凍結して空港から町へ行くのは難儀というが、いつかきっとオホーツクの流氷を見に行こうと心に決めた。

(関口まり子)