普門寺の黄葉 | 府中まちコム
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作成日 2014.12.17

この記事の分類 府中絵日記, 自然・動植物

普門寺の黄葉

普門寺のイチョウ2014年12月17日(水)
 府中競馬正門前駅のほど近く。競馬開催日は場内から人々の歓声が風に乗って届き、数日前は選挙の投票所として静かな緊張感に包まれていた普門寺。土曜、日曜ごとに様々な感情が交差していることを知ってか知らでか、今年も境内のイチョウが色づく。

 昨年と比べて青い部分が残ってしまったが、それでも見事な黄金である。大木ゆえか、ここのイチョウが黄金に染まるのは12月と遅めで、管理する妙光院によると、正式な年数調査はしていないそうだ。しかし相当数の齢を重ねているのは想像に難くない。

 14時前になると日の角度も相まって、イチョウが燦々と輝く。美しい、それ以外の言葉は見当たらず。これまでも、そして、これからも地域の生き字引として、季節の節目に黄金を広げて行くのだろう。

(永澤康太)