自然・動植物 | 府中まちコム
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自然・動植物

のんびり散策:武蔵国分寺跡の桜

2025年4月5日(土) 桜の季節は府中市内外、どこを散歩しても、あちこちで美しい桜を見かけるが、府中市に隣接する、史跡「武蔵国分寺跡」一帯も、桜が見事だ。年々、石碑や遺跡が整備され、自然を生かした公園に生まれ変わって「…

寿中央公園の紅い梅

2025年3月6日(木) 府中市立第一小学校と寿中央公園の間の細道を通りかかったら、あでやかに咲き誇る紅梅の木に出くわした。3月というのにまだ居座っている冷気を切り裂くような、かなり濃いめの渋い桃色の、その花数に圧倒され…

府中公園で鶯の声を聞く

2024年4月29日(月) 朝、府中公園の縁石に腰を下ろして休んでいたら、ホーホケキョ、ホーホケキョと、いやにしつこい鳥の鳴き声。誰かがスピーカーで流しているのかと疑ったが、どうやら本物らしかった。 あらためて季節の移ろ…

街路樹、冬の景観美

2024年1月31日(水) 晩秋から早春にかけて近所を散歩すると、葉を落として枝だけになった街路樹の姿を目にすることがある。その枝ぶりが冬晴れの空に浮かび上がって、「これもまた美しいな」と、見上げる楽しみはこの時期ならで…

惜しまれながら死んでいく

2023年12月11日(月) 中央文化センターに行く途中、桜通りの交差点で立ち止まった、その眼の前に、胴体を切られた桜が遠近法の見本のように先へ、先へと続いている。振り向けば、甲州街道の府中警察署から府中公園へと向かって…

時の流れゆくままに・32

深夜の午前1時、多摩河畔の南の空高くには美しい満月が輝いている。こんな時間に多摩河原へとやってきたのは、それなりの訳があったからである。中学生時代まで鹿児島県の離島暮らしをしていた私は、明るい月光に照らされてくっきりと地…

時の流れゆくままに・31

府中市住吉小学校前から多摩郵便局や読売新聞社印刷施設の裏手を通り抜け、遊歩道を郷土の森方面に向かって進むと、その道沿いの左脇に生垣に隠されるようにして小さな休憩所が設けられている。そこには府中市民憲章の彫り刻まれた小ぶり…