自然・動植物 | 府中まちコム
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自然・動植物

街路樹、冬の景観美

2024年1月31日(水) 晩秋から早春にかけて近所を散歩すると、葉を落として枝だけになった街路樹の姿を目にすることがある。その枝ぶりが冬晴れの空に浮かび上がって、「これもまた美しいな」と、見上げる楽しみはこの時期ならで…

惜しまれながら死んでいく

2023年12月11日(月) 中央文化センターに行く途中、桜通りの交差点で立ち止まった、その眼の前に、胴体を切られた桜が遠近法の見本のように先へ、先へと続いている。振り向けば、甲州街道の府中警察署から府中公園へと向かって…

時の流れゆくままに・32

深夜の午前1時、多摩河畔の南の空高くには美しい満月が輝いている。こんな時間に多摩河原へとやってきたのは、それなりの訳があったからである。中学生時代まで鹿児島県の離島暮らしをしていた私は、明るい月光に照らされてくっきりと地…

時の流れゆくままに・31

府中市住吉小学校前から多摩郵便局や読売新聞社印刷施設の裏手を通り抜け、遊歩道を郷土の森方面に向かって進むと、その道沿いの左脇に生垣に隠されるようにして小さな休憩所が設けられている。そこには府中市民憲章の彫り刻まれた小ぶり…

合同庁舎裏通りのヤマボウシ

2023年6月16日(金) 宮西町の東京都府中合同庁舎の駐車場から屋根越しに大木が並んでいるのが見えた。白い花がこぼれんばかりに咲いている。みごとなので正面に回って写真に撮った。 合同庁舎が建ったのは10年ほど前だったか…

名残の桜

2023年3月30日(木) 25日(土)、26日(日)に予定されていた「さくら祭り」が雨で中止になった。コロナ騒ぎがいくらか落ち着いて、4年ぶりの華やかなイベントになる筈だった。民謡パレードに参加するため「東京音頭」の練…

武蔵国分尼寺跡(むさしこくぶんにじあと)の梅花

2023年3月6日(月)JR西国分寺駅から南へ徒歩約15分で、武蔵国分尼寺・金堂跡に着く。写真は敷地南側から撮影したもので、東南角にある1本の梅の木が満開に近づいている。この一帯には、巨木もあるため、通りかかると、悠久の…