2016年1月8日(金)
「知ってます?大国魂神社前の歩道に模様のある敷石があるそうだけど」
「知らない、じゃあ、ちょっと見てくるか」がドツボの始まりだった。
大国魂神社前から旧甲州街道を西に歩くと、約20mごとに「青十字と赤と黄色の丸」のタイルが府中街道交差点のコットン畑cafeまで敷かれていた。
神社横の観光協会にこの模様の意味を聞いてみたがわからなかった。
市役所の都市整備課にメールすると、旧甲州街道を管轄する東京都北多摩南部建設事務所を紹介されたので問い合わせてみた。
忘れていた頃に、南部建設事務所からメールがきた。歩道の敷石は昭和62年に宮西二丁目商店街振興組合が施工した。当時を知るむさし商工会議所の職員も退職して模様の意味はわからないが街を訪れた方に親しんでもらう意味ではないか。との回答。
オリンピックのエンブレム問題で覚えたGoogle画像検索をしても類似は無い。
商店街の老舗 「紙よし村」は知っているかも。年配のご主人に話を聞くと昭和60年頃旧甲州街道を拡張した時にタイルを敷いた。青い十字が旧甲州街道とけやき並木通りを表しており、赤と黄色の丸はわからないとのことだ。
昭和60年代の華やかなバブル時代の小さな紋章だろうか。
(高田 真)
宮西二丁目商店街振興組合:
http://www.tama5cci.or.jp/chamber/fucyu_chiiki/city_planning.html#miyanishi