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作成日 2018.09.30

この記事の分類 府中絵日記

歌は心を踊らせる ー 府中の森芸術劇場で男声合唱を聴く

コバケンが振る男声合唱2018年9月30日(日)
 府中の森芸術劇場どりーむホールで多摩地域の男声合唱団の合同コンサートが開かれた。指揮はコバケンこと小林研一郎。「炎のマエストロ」と称される世界的指揮者だそうだ。

 ケンコバなら知っているんだけどと思いながら会場に行くと、開場を待つ人の列が炎天下を二折れ、三折れとなって続いていた。北上中という台風24号への関心は薄いようで、周囲は演奏の話で持ちきりだった。会話から察するに、出演者のお知り合いか、どこかの合唱団に属している皆さんのようだ。

 客席は見渡したところほぼ満席。高齢者が多い。出演者も平均年齢が高そうだ。杖をついて登場し、途中椅子に座る方も。しかしどなたも歌うときはきりっと姿勢を正し、真剣そのもの。年齢を感じさせぬ艶のある美しい声で聴衆を魅了した。

 府中の男声合唱団「グリークラブ府中」は昨年結成されたばかりだという。大所帯の合唱団もいくつか登場する中で、今回は最も少ない9人編成だが、小岩井氏がポケットからやおら櫛を取り出して毛のない頭を梳くしぐさをしたときは爆笑の渦が起きた。会場が和らいだ雰囲気に包まれた。

 グリークラブ府中はメンバー募集中とのこと。興味のある方、門を叩いてみたら?

(関口まり子)