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作成日 2018.12.09

この記事の分類 府中絵日記, 自然・動植物

一小裏の古木伐採

府中第一小学校裏の古木伐採

2018年12月9日(日)

 府中第一小学校北側の通路に校舎を超えるほどの大木が聳えていた。小学校に隣接する寿中央公園では梅の木、クルミの木と、見慣れた木々がここ数年で次々姿を消していて、この木も見るからに危なげな幹の様子からいずれは伐採されるだろうとは思っていたが、今日通ったら、白いゴムのようなカバーで覆われた根元部分だけが棺のように鎮座していて愕然とした。切り口が笑っているような泣いているような人の顔に似ていた。

 今年は猛烈な台風に襲われ、各地で多くの樹木が危険にさらされた。府中でも風雨の後に行くと桜も欅も太い枝ごと路上に散乱していた。植物というのは意外に弱いものなのか、それとも、ちょっとした雨で落ちてしまうほどに老いさらばえてしまっているのだろうかと、我が身に引き比べ、しばし感傷にふけった。

(田中則夫)