想い出を今、かたちに・・・ | 府中まちコム
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作成日 2021.03.14

この記事の分類 わたしの作品

想い出を今、かたちに・・・

2021年3月14日(土)
いつもの散歩コースの中にモナムール清風堂というパティスリーの店がある。明治元年の創業で150年以上にわたり、おいしさにこだわり続けている伝統ある店だ。モナムールとは「私の愛するもの、大切なもの」の意味らしい。毎日の晩酌が楽しみの私にとって、ケーキを買うことなど、嫁いだ娘たちが居た頃、勤め帰りに買って帰った想い出しかない。

いつもは通り過ぎる場所だが作品づくりのテーマを探していたのと、ガラス越しに見えるショーケースに並んだケーキが綺麗だったので思わず店に入った。絵を描く事情を話し一番きれいにかたちの整ったのを選ばせてもらった。

フォークを置いたり、色々写真を撮ってみたが結局シンプルにガラス皿だけにした。思ったより細部の表現が難しいテーマだった。

勿論、美味しく頂いた。

(萩尾康広)