大國魂神社の茅の輪くぐり | 府中まちコム
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作成日 2021.06.28

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

大國魂神社の茅の輪くぐり

2021年6月28日(月)

府中から伊勢丹が撤退し、しばらく空いていたビルが改装されてMittenという商業施設に生まれ変わった。オープン当初はコロナ禍にもかかわらず多くの人が詰めかけたらしいが、かれこれ1ヶ月、そろそろ落ち着いたのではと期待して覗きに行った。

けやき通りは休日でもないのに人通りが多い。すべての人がMittenを訪れるわけではないだろうが、この賑やかさは新装開店のご利益なのかもしれない。

大國魂神社に足を伸ばす。境内に茅の輪が設置されていた。三々五々、訪れる人たちが、大きな輪を左へ右へとくぐり抜けている。茅の輪くぐりは、一年のちょうど半分が過ぎた6月30日に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事の一環で、茅の輪そのものは1週間ほど設けられているとのこと。

それではと、看板の指示に従ってぐるぐる回った。半年分の穢れを落とし、残る半年の無病息災を祈るというが、新型コロナウィルス感染はまたもや拡大の兆しを見せている。人間界の右往左往を、いったい神様はどんな気持ちで眺めているのだろうか。

(田中則夫)