うれし水底、愛の影ほの見ゆ | 府中まちコム
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作成日 2023.08.12

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記

うれし水底、愛の影ほの見ゆ

2023年8月12日(土)

台風接近、来週は数日にわたり暴風雨になりそうとの予報に今のうちと、古い水着を引っ張り出して夜間開放の寿町の市民プールへ。

カンカン照りの昼間はいくら水の中でも運動すれば熱中症のおそれもあるし、日焼けも避けたい。入場料は夜間の方が高めと言っても170円、ありがたい。ただし設備は超ミニマルだ。それもよし、持続可能云々の風潮があとから追いついてきたとも言える。

入場者のほとんどは家族連れやグループで、浮き輪やボールで遊ぶ人々に混じって、水泳の特訓らしい親子もチラホラ。

端っこのレーンは50メートルの泳ぎコース。元気のよいスイマー達をやり過ごして、休み休み、のんびり泳ぐ。女性は2人しかいない。(婆さんはわたしだけです。)

空が真っ黒になってライトが煌々と照ると水底にゆらゆらと光の模様が広がる。屋内のプールでは見ることのできない幻想的な光景だ。詩とか、作りたくなってしまう、書けないけど。

(関口まり子)