リアルな色鉛筆画 ー パイナップルを描いた | 府中まちコム
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作成日 2024.10.04

この記事の分類 わたしの作品

リアルな色鉛筆画 ー パイナップルを描いた

2024年10月4日(金)
子供の頃の思い出は缶詰に入った黄色いドウナツ状の甘い果物で運動会や家族のお祝い時に食べたような記憶しかない。サラリーマン時代、沖縄に出張する機会がありパイナップル畑を見て幼い頃のイメージとの違いに違和感を覚えたものだ。

しかし、最近は葉っぱ付きの採れたての品を店頭でよく見かけるようになった。だが、種類によって葉が極端に大きかったり逆だったり、実は綺麗だけど葉が枯れていたりと絵の題材としては無理だと諦めかけていたが何時もの果物屋さんで、1個だけ、比較的綺麗なモノを見つけた。やっと会えたと即購入。

早速、カメラに収めたが葉裏が白粉状で色鉛筆画の表現で難敵だと気付き表現に悩んだ。おまけに実の粒がひとつとして同じ形をしていないのだ! 実の表現は根気で頑張るしかないと只々ひたすら描き続けた…が飽きが来て止めた。

葉裏の白粉は以前世界堂の店員さんから水性絵具を使うと聞いていたので試してみたが上手くいかない。でも試している内にそれらしくなってきた。試行錯誤で何となくそれらしくなった。今回の作品はまだまだ手を加えると「らしく」なるのかもしれないが、もう これで完成だあ~。

(萩尾康広)