『仲間の会のつくり方』(田村幸子著)を読む | 府中まちコム
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作成日 2013.01.21

この記事の分類 府中絵日記,

『仲間の会のつくり方』(田村幸子著)を読む

『仲間の会のつくり方』2013年1月21日(月)
 府中市の中央図書館で何気なく手にした本をぱらぱらとめくったら「謹呈」の紙片が出てきたので著者略歴を覗いてみた。やっぱり府中市在住。仲間づくり研究人とある。この手の本はあまり読まないが、府中だし、これもご縁かと借りてきた。

 「60歳から近所で楽しむ」と題名にあるように、この本は中高年が地元で会をどう作り、どう運営していけば楽しい仲間づきあいを長く続けられるか、そのコツを豊富な体験に基づいてわかりやすく指南してくれる。

 著者のいう「仲間の会」とは、「遠くの親戚より近くの他人」的な、頼りになる助け合いグループをいうらしい。しかも稽古事やボランティアや自治会や生協のグループとは違って、予約も当番も名簿も必要のない自由な会だという。

 そんな会が府中市にきっと存在しているのだろう。嬉しいことに。

 そういう会をどんどん作っちゃいましょうよ。というのが、たぶんこの本のねらいなのだ。著者に会ってみたい気がする。人望厚く、世話好き、前向きで、失敗にめげないタイプだろうか、私と違って。

『60歳から近所で楽しむ仲間の会のつくり方』
田村幸子著
新風舎

(関口まり子)