大國魂神社節分祭

2013年2月3日(日）
　福を分けていただこうと張り切って節分祭に出かけたが、豆まき開始10分前には一番奥の門からすでに人があふれ出していた。正面右側に出入り口があったのを思い出し、そちらへ回ると若干まだ余裕があった。しかし壇上は、はるかかなた。

　最初からあきらめムードの私とは違い、精一杯手を伸ばす人々の熱気に圧倒されていると、突然バサッとした音が聞こえた。遠投が実ったのかこちらまで届いたのだ。焦って周りを探すと、小さな女の子が笑顔で豆の袋を持っていた。「良かったね」と声をかける。豆まきはあっけなく終了。
　
　そういえば初詣のおみくじも小吉、今年は棚ぼた式に福を待つのではなく、精進せよとの地元神様の声と理解して家路についた。

（前川純子）