『府中市女性史(通史・聞き書き集)』を読んで | 府中まちコム
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作成日 2014.06.04

この記事の分類 府中絵日記,

『府中市女性史(通史・聞き書き集)』を読んで

府中市女性史
2014年6月4日(水)
 府中に暮らして30年余年、退職後ホッとして、ハテ、と見渡してみて、この土地のことをほとんど知らずにいることに気づいた。そんな時、知人がこの本の存在を教えてくれた。

 前書きを少し抜き書きながら…
 「府中というところは、男の街で家父長制的女性観が色濃く残っている土地という印象があります。でも、女性たちのパワーが非常に大きいことがわかりました。『府中市女性史』は市民が作った女性史です。」

 早速、図書館から1セット借りて読んだ。昔、むかしから女性はどんな境遇にも耐えしのび、それでいて物事に前向きに生きてきたのだと深く胸に刻んだ。
 「聞き書き集」の中には、私も交流のあった人、世に名の知れた方、あるいは有名なお店の女社長さん、大勢の女性が登場する。府中の皆さんへぜひおすすめの本だ。

(近藤 正子)