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作成日 2019.10.23

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

いけばな展

2019年10月23日(水

 府中駅前ル・シーニュ5階のバルトホールで「いけばな展」が開かれている。若い頃は生け花を花嫁修業のひとつくらいにしか思っていなかったが、最近おもしろいと思うようになった。何回か、タレントが俳句や生け花のワザを競い合う番組を見たせいかもしれない。

 展覧会場は13流派の会員のほか、国際交流サロンの日本語教室に通う学習者たちの作品も並ぶ。季節の花の種類は限られており、どれも似たように見えるが、よく見ると、それぞれの感性や考え方が作品に投影されているのがわかる。同じ作品はひとつもない。

 花だけでなく金属や布など多様な素材を使って大胆な造形を試みている作品もあるし、花器も自作しているのではないかと思わせる、個性あふれる作品もあって、見飽きなかった。

 パンフレットには出展者のリストが載っていたが、聞いたことのない流派もたくさんあって驚いた。それぞれの流派の特徴や主張を簡単に説明した案内ポスターがあれば、見るのがさらに楽しくなるのではないかと思った。

 バルトホールのホワイエでは子供たちの作品も展示されていたが、私のような者にも参加できる「お試し体験会」があったらいいのだが。生け花はそう簡単にできるものではないのだろうか。

(田中則夫)