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作成日 2019.11.04

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記

バラ色のキャッシュレス時代

2019年11月4日(月)

 キャッシュレス決済の推進をテーマとする新聞社主催の講演会に行った。申込み時の返信メールを見せるだけで、いとも簡単に受付完了。電車の切符を買った人はいない。

 つまり、来場者のほとんどがスマホやSUICAなどの電子マネーを当たり前のように使っており、電子決済に対する抵抗感は薄いように見える。キャッシュレス化はどんどん進むだろう。

 ただ、講演会の主要トピックである「スマホQRコード決済」は未経験という人も多かった。プレゼントとして「QUO Pay」200円分が配られた。紙面に印刷されたQRコードをスマホで読み取り、レジで提示する仕組みだ。

 帰宅途中、試しに府中市内のローソンで税込み200円の、別段欲しくもない菓子を買ったら、スマホに残高4円と表示された。大手フランチャイズだから2ポイントの還元。

 ふだんコンビニでは買い物をしない。この4円、ずっと持ち続けると、たぶん気になってしょうがないだろう。でも、お金を足して別のものを買ったらまったくの無駄遣いだ。得したようで損する気分。

 損得の問題ではないか。おカネの匿名性がなくなり、信用力を示す数値として個人識別番号と共にすべて記録され、管理される時代が来る。そんな時代の、人の幸せとは何だろう。

(関口まり子)