分倍河原マルジナリア書店 | 府中まちコム
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作成日 2021.01.16

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記,

分倍河原マルジナリア書店

2021年1月16日(土)

年明けに分倍河原駅前におしゃれな本屋さんがオープンしたと耳にしたので早速向かう。開店してすぐに緊急事態宣言とは間の悪い、せっかく新しいお店ができたのに潰れては困る、なんて。私だけでも行かねばと気負っていたら、案に相違してお客さんが間を置かずにやって来る。

市内には珍しい、セレクトショップのような素敵な本屋さん。私だけでなく、みんなこういうのを待っていたのだな、と思う。富士山が見えるカフェスペースは感染症対策でしばらく中断とのこと、オープンが待ち遠しい。

この日接客していたのは店主の小林えみさん。溌剌とした笑顔に誘われて、お客さんから次々に声がかかる。マルジナリア書店は「よはく舎」というひとり出版社が運営していて、その社長さんでもある。

小林さんは、今放映されているNHKの100分de名著『資本論』の解説者で経済思想研究者の斎藤幸平さんの新刊を手掛けたとのことで、店頭にも置かれていた。店内には他に、市内作家さんのサイン本もあるし、古典から最近の作家まで品揃えが豊富。

この数年は忙しく、読書から離れて久しい。コロナで変わってしまった今だからこそ本の良さ、読書のおもしろさを取り戻したいと思う私には、まさにぴったりの場所だった。

皆さんもぜひ、どうぞ覗いてみてください。

(浅田るい)

マルジナリア書店:https://twitter.com/marginaliaBS
府中市片町2-21-9ハートワンプラザ3階A-2 (駅前マクドナルドの3F)