立川 GREEN SPRINGSという新しい町 | 府中まちコム
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作成日 2022.01.16

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記

立川 GREEN SPRINGSという新しい町

2022年1月16日(日)

染色家、柚木沙弥郎の展覧会開催中と聞いて立川の「PLAY! MUSEUM」へ。染色作品に興味があったのだが展示は絵本の原画から始まる。エキゾチックな民芸品のコレクションや、紙粘土と古布で作った人形も。隣の展示室は「ぐりとぐら」体験ツアーのようで、この美術館が子どもの遊び場を兼ねた複合文化施設であることを知った。

美術館は立川駅北側に広がる「GREEN SPRINGS」という広大な街区の一角にある。2年ほど前、この辺りはだだっ広い原っぱで、IKEAが遥か遠くに感じられたものだが、すっかり様変わりしていて驚いた。

モノレールの軌道に沿った通りからは新築ビル街のように見えるが、上階に行くと緑の広場や散策路、池まであり、まるで別の土地にいるようだ。街区内にはホテル、保育所、オフィス、コンサートホール、美術館などが揃う。昨年はワクチン接種会場も設けられた。向かい側は昭和公園、近くにはデパートや映画館。こんな場所で暮らしてみたいと思わせるような仕掛けに満ちている。

で、これが未来型文化都市空間というものなのか。クルマの往来はない、パチンコ屋もない、防寒着を吊るした洋品店もない、洗練された町ではあるが、さて、住みたいかと言われれば、そうでもあるような、ないような。

(関口まり子)