バルトホールの舞台裏 | 府中まちコム
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作成日 2022.05.08

この記事の分類 イベント・祭り, 府中絵日記, 音楽

バルトホールの舞台裏

2022年5月8日(日)

府中駅前「ル・シーニュ」5階のバルトホールでギターの演奏会が開かれた。多摩地域で活動を続けているギター同好会の合同発表会。

グループのひとつに半年ほど前、入れてもらった。練習会は前半が個人レッスン、後半は全員で合奏を楽しむという構成。入会後2、3ヶ月はメンバー達が楽譜のどこを弾いているのか見当もつかず、呆然と聴くだけだった。

どうにか楽器にさわれるようになったのは演奏会の直前。迷惑をかけるのではないかと思い迷い、「出ません」と言う機会をうかがっていたのだが何となく言い出しにくくて、とうとう今日に至った。

バルトホールには何回も入っているが、舞台裏側の楽屋やリハーサル室や地下通路つまり「奈落」に入るのは初めてだ。黒い膜の後ろでは技術者らしき人達が機器を操作している。せわしなく動き回っているのは進行係か。「黒幕」とはこういう人達を指しているのかと変なところで感心した。

初舞台はと言うと、強い照明のせいか場内の様子は暗くてほとんど見えないし、指定された最前列中央の席は指揮者の真ん前なので客席からは完全な死角。そのせいか、練習ではしょっちゅう間違えていたのに本番は大きな失敗もなく、気分上々、合奏を楽しんだ。

(関口まり子)