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作成日 2023.04.10

この記事の分類 医療・健康, 府中絵日記

救急隊員に感謝

2023年4月10日(月)

お昼前、家族が突然体調を崩した。全身ガタガタと小刻みの震えが現れはじめ、#7119(救急相談センター)で電話相談すると、「タクシーで病院に連れて行けそうなら、直接電話連絡後、連れて行くように」と指示された。

ところがその直後に急変し意識を失ってしまったので、慌てて119番へ救急車を要請した。ものの10分足らずで救急隊が到着し、すぐにバイタルチェックなどの対応にあたってくださった。「体温40度超!」「AED!」などの言葉が飛び交う近くで、私は問われるがまま、別の隊員の質問に答えた。氏名、生年月日、持病やアレルギーの有無、経緯。そして、「保険証の類、お薬手帳、持病の薬を持って救急車に同乗するように」と。

患者は速やかに、担架に乗せられて家から運び出されていった。私は、「電気、ガスの始末」「戸締り」と、最後まで指示してもらい、救急車へ急いだ。自分では動揺していないつもりでも、一言一言ご指示いただいていなければ、全然動けず、途方に暮れていたことと思う。

速やかなご対応のお陰で家族も大事に至らず、救急隊の存在がどれほど心強くありがたかったか、しみじみと心に刻んだできごとだった。

(森井マサ子)