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作成日 2025.02.13

この記事の分類 医療・健康, 府中絵日記

便潜血検査を受けた

2025年2月13日(木)

「捨てるウンチで拾ういのち」という絶妙なキャッチコピーに突き動かされ、大腸がんの検査を受けてみる気になった。

随分前に大腸がん検査を受けた友人達から「屈辱的」と聞いていたので検査には二の足を踏んでいたのだが、彼らが受けたのは内視鏡検査。便潜血検査は腫瘍からの出血を検知できる簡便な方法で、結果が陽性の場合に内視鏡検査を受けることになるという。

検査キットには、説明書の他、採取した便を入れる2本の容器と、水洗トイレで流せる紙が入っている。紙を便器の中にそっと浮かべてから排便するという段取り。

小学生の頃、マッチ箱に便を入れて提出する「検便」という行事があった。箱いっぱいに便を詰めて持参する者もいて、提出日は毎回クラス中大騒ぎだった。当時は水洗トイレではなく汲取式だったので、採便に使った新聞紙はそのままポイ捨てできた。今回は水に流せる紙の上に静かに載せればよいというのだが、便の重みで水中に沈んでしまい、慌てた。

2回目はまあまあ上手にできたような気がするが、あれでよかったのかなと思っているうちに結果が届いた。陰性。まずはホッとした。

(田中則夫)