のんびり散策:武蔵国分寺跡の桜 | 府中まちコム
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作成日 2025.04.05

この記事の分類 府中絵日記, 自然・動植物

のんびり散策:武蔵国分寺跡の桜

2025年4月5日(土)

桜の季節は府中市内外、どこを散歩しても、あちこちで美しい桜を見かけるが、府中市に隣接する、史跡「武蔵国分寺跡」一帯も、桜が見事だ。年々、石碑や遺跡が整備され、自然を生かした公園に生まれ変わって「1300年の悠久の時を感じる武蔵国分寺跡の桜」と紹介されるようになり、広々とした空間にそびえたつ桜の木々がなかなかの風情だ。

休日ともなると、花見客でにぎやかだが、散策したり、寝そべったり、写真を撮ったりして、皆、思い思いにのんびりと過ごしている。キッチンカーも並んでいる。2022年からは毎年、開花時期に合わせて「桜ライトアップ」も開催されているそうなので、今度はその時間に合わせて訪れてみたいものだ。今年はもう間に合わないが、来年はぜひ何十年ぶりかの夜桜見物をしたいものだ。

さらに、「万葉植物園」から「お鷹の道」へ歩き進めようとしたとき、ウグイスの声がすぐ近くで聞こえた。「桜にウグイス、なんてラッキー!」と、聞き惚れた。ウグイスは春を告げる、別名「春告鳥(はるつげどり)」、吉兆の鳥。今春初めての「ホーホケキョ」の声音が希望の音色に聞こえた。

(森井 マサ子)