塾じまいして新たに塾へ | 府中まちコム
府中まちコム

この記事について

作成日 2025.10.15

この記事の分類 府中絵日記, 随想

塾じまいして新たに塾へ

2025年10月15日(水)
32年間やっていた個人塾を8月いっぱいで閉じた。いつかはと思っていたが今年は受験生もいないということもあり、今しかないと思い切って決断した。

とはいえ塾でふつうに使う机や椅子、業務用のクーラー、ホワイトボードなどの備品、そして32年分の思い出の品々は大変な量で、その片付けをしながら就活していた。

今度の塾は発達障害をもっていたり学校に行けない子だったりも対象にしているので通う学級、学校、出口の学校を卒業した後の問題も今まで知らなかったことばかりでひとつひとつが勉強である。創業者がピンポンパンの水森亜土ちゃんの絵描き歌の作曲を手掛けた方でそれを教育に活かしたのがきっかけという塾で、実は自分はこどもの時にそれを見てマネしていた。ガラスに書いて怒られたのなんの。これも不思議な縁なのである。

覚えることだらけでたいへんではあるが新鮮でやりがいもある。この気持ちを忘れずがんばろうと思う次第なのである。

(小嶋伸一)