随想 | 府中まちコム
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随想

時の流れゆくままに・68

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (絵本)絵入りで読みやすい児童向きの本とされてきたしろものだが、この極度な出版不況の時代にあっては、出版業界再生のためにも、いま一度「大人の絵本」なるものの解禁に踏み切る必要があるのか…

時の流れゆくままに・67

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (諦める)それまで自らの精神や行動を抑制していた、目的などと称される対象物から解き放たれ、自由で新たな人生行路へと向かって一歩を踏み出すこと。ともすると負の行為に思われがちではあるが、…

時の流れゆくままに・66

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (歴史)端的に述べるなら、ばらばらで一貫性のない過去の事実を、諸々の虚偽虚構の糸をもって巧みに繋ぎ纏め、もっともらしく仕上げた壮大な物語。「講談師、見てきたような嘘をつき」という諺があ…

時の流れゆくままに・65

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (妖怪)願わくは一度でいいからその本物に遭遇してみたいとも思いたくなる存在。世の中には数知れぬ妖怪伝説があるが、勇猛果敢で好奇心旺盛な者などが、世に名高い妖怪スポットや心霊スポットなる…

時の流れゆくままに・64

 「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (名人)一道に長けた天才的人物のことを言うが、その人物が必ずしも称賛に値するとは限らない。虚言の名人、詐欺の名人、スリの名人、窃盗の名人、女たらしの名人など、社会的には有害な技に関す…

時の流れゆくままに・63

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (平凡)最もそうであることの難しい心理的状態のこと。生来、個々の人間というものは大なり小なり自己に対する承認欲求を抱いている。それゆえに、他者と比べて目立つことのない様相を意味するこの…

時の流れゆくままに・62

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (猫を被る)時代の流れを反映してか、「本性を隠しておとなしそうに振舞ってみせる」という意味のこの言葉はほとんど死語になりかかっている。SNSなどの流行に伴い、自己に対する承認欲求の高い…