随想 | 府中まちコム
府中まちコム

随想

時の流れゆくままに・57

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (工面する)もともとは社会生活を通じて直面する諸問題について、いろいろな工夫を凝らしながら臨機応変に適切な対応をすることを意味していた。だが、何時の間にか、お金がなくて困っている人が、…

塾じまいして新たに塾へ

2025年10月15日(水)32年間やっていた個人塾を8月いっぱいで閉じた。いつかはと思っていたが今年は受験生もいないということもあり、今しかないと思い切って決断した。 とはいえ塾でふつうに使う机や椅子、業務用のクーラー…

時の流れゆくままに・56

 「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (お札)近年、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎らの肖像写真をデザイン化した新札が発行され、それらとともに、福沢諭吉以下の面々の姿を描いた旧札は強制撤去を余儀なくされることになった。学術…

時の流れゆくままに・55

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (相棒)近年は有名なサスペンス・テレビドラマの題名として知られるこの言葉だが、その語源についてはあまり知られていないのが実情のようである。昔、駕籠や肥桶などを運ぶ際には、横長の丈夫な芯…

時の流れゆくままに・54

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (類人猿)我々人間は自らを進化の頂点に立つものと見做し、ゴリラやチンパンジー、オランウータンの類をこの言葉を用いることによって差別し、見下しもしてきた。だが、今やこの世界は、その表記漢…

時の流れゆくままに・53

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (夜遊び)酒乱三昧や不倫行為の数々を連想させるこの言葉にはあまり良い印象はなかろうが、お金の流れを伴う意味でならば社会的経済活動に貢献しているとは言えよう。だが、その一方、真の意味での…

時の流れゆくままに・52

「天使の辞典」草稿より抜粋 (名言)この世には無数の名言が存在している。だが、その中でも、悲喜交々な人生の末路を迎え、程なく彼岸へと旅立とうとする者にとっての究極の名言は、「加齢」や「死」の項目においても述べてみたように…