大嶽電機(続編、昭和の時代) | 府中まちコム
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作成日 2015.10.30

この記事の分類 場所・施設, 府中絵日記

大嶽電機(続編、昭和の時代)

s-大嶽電機
2015年10月30日(金)
 大嶽電機が6月に府中まちコムで取り上げられて以来、気になって通りすがりによく道路から敷地内の絵画を見ていた。今日はたまたま門扉が開いていたので、誰かいたら絵画や彫刻の撮影許可をもらおうと中に入った。

 なんと大嶽社長さんがおられた。
「このビルは50年前に建てたんです。その頃新甲州街道は無く旧甲州街道だけで、ここから府中までも2階建ての木造建屋くらいしかなく最初の鉄筋コンクリートビルでたいそう評判だったんですよ。楠の木は群馬と長野から取り寄せたんです。」 と往時を懐かしむようだった。
80年代後半までは電気機器のトランス(変圧器)を製造、海外に輸出していたそうだ。

 敷地内の絵画や彫刻は社長さんの趣味。外に展示する前は工場の中に置いていたそうだ。平安時代風の着物姿の女性が寝ている絵画などどこに置いていたのかは興味深いものだ。青銅製ギリシャ神話のポセイドン像(複製)は海外から集めてきたそうだ。

 映画に出てくるようなビル、雨ざらしの芸術作品と襲いかかるような樹木で夜になるとちょっと不気味な雰囲気をかもし出す。
ビルの風景や展示作品が変えられているようなので、しばらくしたらまた行って見ようと思う。

(高田 真)

youtubeはこちら:https://youtu.be/2bwx1kEeyu0
6月の府中まちコムの記事:https://fuchumachi.com/?p=3805