随想 | 府中まちコム | ページ 3
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随想

時の流れゆくままに・24

2023年2月2日(木) 既に傘寿を迎えた老身のゆえに、スマートフォーンの性能に対するこだわりは殆どない。通話やメールなど、ごく基本的な通信機能が備わっておれば十分だと考えているから、使用している機種もごく安価な代物で、…

時の流れゆくままに・23

2023年1月1日(日) 令和5年1月1日の早朝、初日の出を迎えるために多摩川に架かる四谷橋へと足を運んだ。当日は稀に見るほどの晴天で、風の道と呼ばれる府中市側の土手伝いに四谷橋へと向かう途中からは、富士山や多摩連山のシ…

時の流れゆくままに・22

去る11月8日の夜には全国各地で見事な皆既月食が観測された。私も多摩川の土手に上り東の空で刻々と変貌する一連の月食の様子を眺めていたが、なかなかに印象的なものではあった。さらにまた、物好きなこの身は翌朝も早起きして再び土…

時の流れゆくままに・21

このコラムでは政治的な問題にはあまり触れないように心掛けてきてきたのだが、昨今の政界の惨状を目にしていると、そうばかりもしてはおられない。保守主義者を標榜する政治家の多くは、自分の首を守ることにしか関心のない「保首(・)…

時の流れゆくままに・20

通常の早朝散歩では、自宅に近い関戸橋のたもとに出たあと、「風の道」と呼ばれる府中市側の多摩堤を伝い上流方向へと遡る。そして四谷橋に至ったら同橋を渡って対岸の多摩市側の堤上に立ち、そのあと下流方向へと進み関戸橋を目指す。最…

時の流れゆくままに・19

まだ空が暗い午前4時頃、多摩川に架かる関戸橋の中程から東の空を眺めやっていた。早朝散歩の時刻をいつもより1時間も早めて橋上に立ったのは、それなりの意図があったからである。この日の月齢は25日、完全に月が見えなくなる新月ま…

時の流れゆくままに・18

2022年8月10日(水) ウクライナ情勢は日々混迷の度を深めている。ロシア側に元々の非があるのは否みようがないが、その構図を少々異なる観点から考察してみるのも一興ではあるだろう。 喩えは悪いかもしれないが、自然豊かで食…