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随想

「日記が続かない」を打破 ~習慣づけるヒント~

2023年9月21日(木) 2年も前のことだが、物置の隅で眠る段ボールの中から、立派な装丁の日記帳を掘り出した。日記を続けられたためしがない私が、1日分の書くスペースが少なければ続けられるかもしれない、という淡い期待で、…

時の流れゆくままに・31

府中市住吉小学校前から多摩郵便局や読売新聞社印刷施設の裏手を通り抜け、遊歩道を郷土の森方面に向かって進むと、その道沿いの左脇に生垣に隠されるようにして小さな休憩所が設けられている。そこには府中市民憲章の彫り刻まれた小ぶり…

時の流れゆくままに・30

80年も生きていると、驚くような事態に直面することもしばしばではあるが、ごくありふれた自宅周辺での早朝散歩の際、まるで想定外の出来事に遭遇することはさすがに珍しい。先日、徹夜仕事をしたあと、その余勢に駆られて行きつけの多…

時の流れゆくままに・29

6月初め、「和漢の調べ」を謳い掲げた「土橋靖子書展」を観賞するために、日本橋高島屋の美術画廊へと出向いた。書道の世界にはまるで疎い身なのだが、高名な女流書家の52点にも及ぶ作品展ゆえに、素人には素人なりの楽しみ方があるの…

時の流れゆくままに・28

1922年に創刊され、100年余にわたって世論形成の重要な一環を担ってきた「週刊朝日」が、5月末の最終号をもって休刊となった。1992年晩秋の頃、当時の同誌編集長・穴吹史士氏から突然の電話をもらい、連載記事執筆の要請を受…

時の流れゆくままに・27

去る3月下旬のことである。手元の携帯が鳴ったので発信者名を確認すると、60年来の親交のある友からのものだった。だが、その直後に耳にしたのは、「夫が脳溢血で他界しました」という、悲痛そのものの奥様の声であった。著名人であっ…

時の流れ行くままに・26

「一期一会」という言葉こそが相応しい運命的な出逢いというものは、誰にとっても生涯において一度や二度は起こり得るに違いない。しかし、長い年月が流れ去ったあとで、その折の何気ない出逢いが文字通りに「一期一会」であったと痛感さ…