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随想

時の流れゆくままに・53

「天使こと転詞の辞典」草稿より抜粋 (夜遊び)酒乱三昧や不倫行為の数々を連想させるこの言葉にはあまり良い印象はなかろうが、お金の流れを伴う意味でならば社会的経済活動に貢献しているとは言えよう。だが、その一方、真の意味での…

時の流れゆくままに・52

「天使の辞典」草稿より抜粋 (名言)この世には無数の名言が存在している。だが、その中でも、悲喜交々な人生の末路を迎え、程なく彼岸へと旅立とうとする者にとっての究極の名言は、「加齢」や「死」の項目においても述べてみたように…

時の流れゆくままに・51

「天使の辞典」草稿より抜粋 (撒き餌)常々は人前で清廉潔白な振舞いを心掛けている人間であっても、絶対他の誰にも知られそうにない場所に転がっている利権の類を目にしたりすると、すぐさまそれに飛びついてしまうものである。裏を返…

時の流れゆくままに・50

 「天使の辞典」草稿より抜粋 (火)神秘的美しさと比類なき残酷さとを同時に秘め持つこの世の妖術師。その不可思議な輝きで、見る者の心を魅惑し感動させる一方で、残虐そのもの魔性の炎をもって生きとし生けるものを焼き尽くし絶滅さ…

時の流れゆくままに・49

「天使の辞典」草稿より抜粋 (願い事)古来、この国では神社などに出向いて自らの願望の実現を願う風習がある。お賽銭を奮発しながら願望を心中で呟いたり、絵馬を買い求めてそれに自筆で願い事を記したりしながら、夢の実現や幸運の到…

時の流れゆくままに・48

「天使の辞典」草稿より抜粋 (内面)端的に言うと、多岐多様にわたる自らの思いや経験を善と悪、真と偽とに漉し分けたあと、善と真とはこれ見よがしに放出し、残った悪と偽とを濃縮させた塊のほうは、極秘のもとにそっと保管し続け、墓…

時の流れゆくままに・47

「天使の辞典」草稿より抜粋 (追随する)人間が自由意志を持つということは、想像以上に困難なことである。たとえ自由に生きる権利を手にしたとしても、それを駆使することは極めて難しい。その結果、多くの場合、人々は「自由からの逃…